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Message 代表挨拶

「潰れない会社、負けない会社にする」。
これが私の経営信念

●夢のある、潰れない会社にする。
私は早年、弱小の運送会社に籍を置いた時から人の3倍苦労をしようと取り組み、同時に新しい事業を考えることも好きで、それらは常に将来への夢として私の原動力となりました。 私の経営信念を一言で言えば「とにかく潰れない会社、負けない会社にする」こと。それがあってこそ社員が夢を持って働き、生活を豊かにすることができる。そのために多角化を含め様々な事業に挑戦してきました。今日のグループの姿もそうした想いと、社員の皆様の努力があってこその賜物だと自負しております。

●人の大切さは未来も変わらない。
私は50年60年と社員の生活を見て、家族同様の時間を共に過ごしてきました。 そうした社員から「オヤジ」と呼ばれることを光栄に思います。ナカウンが築いてきた一番の財産は、クレーンでもトラックでも土地でもなく「人」でありその「質」です。どんなに機材があっても人がいなければ動かせない。人がいてもいいかげんな仕事ぶりでは取引先の信頼は得られない。まさに企業は人なりです。それは時代や事業が変化しても変わることのない真理です。ナカウンはその血脈を絶やすことなく、将来に向けて常に人を大切に育成する企業であり続けたいと考えます。

●未来へ、ナカウンの挑戦は続く。
ナカウングループの現在の姿は過去の努力の結果です。そして将来の姿はこれからの努力次第です。ナカウンは現状に満足することなく更なる事業の充実と新たな可能性を探究し、時代の変化に柔軟に応えるサービスを創造し続けます。そしてそれらの事業を通じて雇用の拡大と安定を図り、常に社会に必要とされるサービスを提供し続けることがナカウン最大の社会貢献だと考えます。「チャレンジ精神」こそナカウンのDNA。その精神のもと、ナカウングループは今後も関わる全ての皆様と社会にとって今まで以上に価値ある企業になるための挑戦を続けてまいります。

会長 中 充正

History 沿革

創業

昭和23年4月、創業者は岡山市内田本町で事業を始めた。

  • 昭和23年4月

    岡山市内田本町にて運送業を創業

ナカウン設立

昭和24年には岡山市瀬尾(現・清輝本町)に事業所を移転。
昭和28年12月に会社設立をし、企業としてのスタートをきる。
昭和29年には中運送有限会社に社名を変更し事業も拡大。3輪トラックの「バタンコ」の普及が始まると創業者はすぐに購入。運送業は車輸送の時代へと移っていった。

  • 昭和28年12月

    有限会社中組設立

  • 昭和29年1月

    中運送有限会社に社名変更

家業を継ぐ

現会長の中光正は、昭和34年に大学卒業後家業を継ぐ決意をして、父をサポートすることを決めた。

  • 昭和33年3月

    一般区域貨物自動車運送業の免許取得

最新式半旋回クレーン購入

当時、トラックの主流は4t車であり、50kgのセメント袋を担いでは4tトラックに積み替え岡山市内の建材屋へと配る毎日だったが、人手不足もあり仕事は過酷を極めた。
昭和36年、新たな事業展開を画策しており、最新式の半旋回クレーンを購入。月給が6~7千円の当時、フル装備で購入したクレーンは550万円もかかった。しかしクレーン需要の確かな見通しがあったわけではなく、仕事は1年間低迷状態であった。

  • 昭和36年7月

    クレーン1号機導入、クレーン事業に着手

国道に看板だ

半旋回クレーンの活用を打開すべく考えたアイデアが看板。社員総出で主要道路に手作り看板を立てて廻った。『転落引き揚げ・ナカウンクレーン』。道路状況が悪く、車がよく路肩に落ちていた時代にこの看板が「大当たり」となる。
昼も夜も電話が鳴りクレーンはフル稼働。これが起死回生の事業となり「クレーンのナカウン」として社会に認知されることになる。

  • 昭和37年1月

    中運送業に組織変更

一大コンビナート建設

昭和40年前後からは水島で川崎製鉄や石油化学コンビナート建設が進むようになる。その創成期には、中運送のクレーン需要が拡大する。県内にはコンビナート建設に使えるクレーンは少なく、1号機導入から2~3年の内に既に数台の大型クレーンの購入を進めていた中運送の機材は、貴重な存在だった。このコンビナート定期メンテナンス業務においては、業界で中運送の認知とクレーン事業の定期需要を築くことになる。

青江に新たな基地

昭和42年、岡山市青江に営業所を開設。クレーン事業が成長する一方で建築資材の運送業も成長を続けており、所有するトラックも6tが主流になっていた。

  • 昭和42年9月

    岡山市青江に営業所を開設

  • 昭和43年1月

    倉敷市広江に水島営業所を開設

企業成長は多角化だ

事業の拡大と共に「会社経営の安定化」を考えその結果、「企業は一つの事業だけでは弱い」。企業は「木」と同じく枝と葉を大きく広げるには、それを支えるだけの根が必要であり事業基盤の拡大が重要だと考えた。そこで、極東リース(株)、青江車輌(株)の設立を皮切りに以後、多角経営による「根」の拡大を進めていく。

  • 昭和44年9月

    極東リース株式会社、青江車輌株式会社設立

  • 昭和46年2月

    岡山市青江に本社移転

  • 昭和46年3月

    トータル物流株式会社設立

初の国家プロジェクト
山陽新幹線

昭和43年に新大阪-岡山区間の工事が着手され、間もなく中運送は主に三石-岡山間のクレーン工事を受注する。工区の約7割で中運送クレーンが携わり、岡山駅の新幹線ホームはほぼ中運送のクレーンで建てられた。
国家プロジェクトとしての現場を経験したことは大きなノウハウの蓄積となると同時に、全国大手ゼネコンに「岡山の中運送」の認知とその信頼性を築く事業となった。

  • 昭和47年8月

    ナカ特殊機工株式会社設立

  • 昭和47年9月

    ナカ運輸機工株式会社に社名変更

  • 昭和47年10月

    高梁市津川町に高梁営業所を開設

ナカウンの学校をつくれ

昭和48年、高校生の定期採用を開始。時を同じく、県認定職業訓練校を開校。岡山県下には様々な技術者を養成するための学校が7~8校あったが、ナカ運輸も自前でのオペレーターの育成体制を充実させるために、また県からの要請もあり開校。現役のベテランオペレーターが直接指導するカリキュラムを含め、より実践的な教育を行った。

  • 昭和48年3月

    高校生の定期採用開始、第一期生入社

  • 昭和48年4月

    岡山県認定職業訓練校を開校

  • 昭和48年10月

    ナカ重量株式会社設立

最大の危機オイルショック

昭和48年、第一次オイルショックが起こる。岡山でも大手企業が倒産の中、堅実な経営を続けていたナカ運輸もその波は大きかった。
昭和52年には第二次オイルショック。生き残りのための取り組みは様々に及び、最大の経営危機を乗り越えた。

  • 昭和49年12月

    津山市河辺に津山営業所を開設

  • 昭和50年9月

    岡山市倉富340番地18に現本社社屋完成 本社に移転

  • 昭和52年4月

    協同組合ナカグループ設立

山中の難工事・中国縦貫道

昭和51年から、県内初の高速道路・中国縦貫道工事に携わる。ナカ運輸は主に新見・大佐・東城エリアへ出た。この工事の最大の難点は山坂へのクレーン設置。平らな所などなく、都市部のようにはいかなかった。
当時のクレーンは無線や危険域を知らせるコンピュータなど搭載しておらずオペレーターは手合図と勘が頼り。この難工事はナカ運輸でも貴重な経験となり、そのノウハウは後の山陽自動車道、中国横断工事に活かされた。

  • 昭和52年

    水島ナカウン株式会社設立

  • 昭和53年9月

    瀬戸内鋼材リース株式会社設立

  • 昭和53年

    サニーレントオール株式会社設立

  • 昭和55年

    ナカクレーン機工株式会社設立

  • 昭和56年1月

    代表取締役に中光正が就任

世紀の大プロジェクト
瀬戸大橋

昭和56年、下津井瀬戸大橋着工。工事は全てが過去にないスケールであった。ナカ運輸が携わったのは岡山県側から与島までの工区。児島側では橋を架けるための基礎を調べる工事から携わった。スケールの大きさや全国から集まった超一流のトビ職など、まさに圧巻の工事であった。
新幹線工事に加えこの瀬戸大橋工事での実績が、その後の岡山・中国地方での大規模工事における大手ゼネコンや大手重工メーカーとナカ運輸の繋がりを確かなものにした。

  • 昭和57年5月

    広島市南区東雲に広島営業所を開設
    ハロー運輸株式会社設立

  • 昭和58年3月

    引っ越しサービス事業に着手

  • 昭和60年4月

    ナカウン引越センター開設

  • 昭和62年9月

    サンレンタル株式会社設立

バブル崩壊

平成3年にバブル崩壊で株価が急落し、岡山の土木・建築系企業にも倒産の波が来た。ナカウンも影響は受けたが、オイルショック以降の経営ノウハウがあり、痛手にはならなかった。ナカウンは苦境に陥ることなくバブル崩壊を淡々と乗り切った。そしてバブル崩壊後も多角化は大きな減速をすることはなかった。

  • 平成元年4月

    トランクルーム事業に着手

  • 平成元年5月

    倉庫事業に着手

  • 平成2年5月

    広島市安佐南区中筋に広島北営業所を開設

  • 平成2年10月

    ナカウン株式会社に社名変更

  • 平成3年3月

    リース事業部岡山事業所を開設

  • 平成4年8月

    岡山市高松田中に総社営業所を開設

救助隊をピストン輸送だ

平成23年3月、未曽有の大災害・東北大震災が起きる。ナカウンは、いち早く被災地に救助隊を送り込むべくバスを出動させた。人命救助は72時間が鍵となる。そのため消防署員や救助スタッフを消防・警察と連携して現地へピストン輸送した。
平成28年の熊本大地震でもナカウンは出動。東北大震災の経験から消防にもナカウンとの連携ノウハウがあり、いち早く人命救助に動いた。

  • 平成14年6月

    ナカウン株式会社指定自動車整備事業の認可取得
    ツーライト株式会社設立

  • 平成14年9月

    観光バス事業部を開設

  • 平成18年

    ナカウングループ会長に中光正が就任

  • 平成18年11月

    足場事業部を開設

  • 平成20年9月

    株式会社DAIをナカウングループに統合

新しい農業への挑戦

平成22年にはナカウンファーム(株)を設立し大規模農業事業に着手。まずは米・麦などの主食系で事業としての安定化を目指すところだが、この先、特定の作物に限定するつもりはない。方向性はまだこれからの事業だが、これから様々な展望が広がるジャンルであり、大きな希望を抱いている。ナカウンの未来への挑戦は尽きることはない。

  • 平成22年11月

    ナカウンファーム株式会社設立

  • 平成24年8月

    ナカウンとナカクレーン機工株式会社を経営合併

  • 平成26年9月

    代表取締役に中俊介が就任

Overview 会社概要

会社名 ナカウン株式会社
所在地
本社
〒703-8580 岡山県岡山市中区倉富340-18
<営業部>
TEL 086-277-4177(代)
FAX 086-277-4144
<業務部>
TEL 086-277-4100(代)
FAX 086-274-1200
<総務部>
TEL 086-277-4140(代)
FAX 086-276-5567
代表者名 代表取締役 中 俊介
資本金 3,000万円
創業 昭和23年4月(1948年)
設立 昭和28年12月(1953年)
取引銀行 三菱東京UFJ 岡山駅前支店、中国銀行平井支店、トマト銀行平井支店、香川銀行平井支店、日本政策金融公庫、商工中金岡山支店、おかやま信金平井支店

Office 営業所一覧

Division 事業部一覧

ナカウンリース

高所作業車のレンタルと共に仮設足場工事の請負を行っています。
上記により高所作業の仮設プランを両方の視点でご提案することが可能です。
また、建設機械のレンタルも行っており、ライトから水中ポンプ等の一般汎用機械、レンタカー、仮設足場工事まで、現場の様々なご要望にお応えできる地域密着型のスタイルで営業を行っています。

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ナカウンリース
テクノサポート

テクノサポート

事務所の移転から機械の搬入・搬出まで、一括で請け負っています。
豊富に取り揃えた車輌や特殊な機材をそれぞれ適した場面で使うことにより、厨房機器や工作機械等のサイズが大きなものから医療機器等の精密なものまで、さまざまな機械を運搬することが可能です。

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ナカウン観光バス

安全・快適・信頼で、貸切バスを使用した国内旅行の企画を行っています。
上質な旅のおもてなしが可能な快適ビューの「中2階バス」から、少人数でもご利用いただける小型バスまで、充実のラインナップでご要望に合わせた車種をお選びいただけます。
また、楽しい旅行には「安全」がつきもの。バスは自社整備工場で日々整備を行い、従業員の運転技術の向上に努めています。

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ナカウン観光バス
サニーレントオール

サニーレントオール

地域のお祭りから説明会・展示会等まで、さまざまなイベントの企画・施行・運営を行っています。テントやテーブル、各種機器等のイベントに必要な用具や機材のレンタルのみも可能です。
イベントがスムーズに行われるように迅速で安全な作業を心がけています。そのモットーが認められ、岡山県内最大級のイベントを請け負った実績が多数あります。
また、看板製作・点検や出張除菌サービスも請け負っています。

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Nakaun Group グループ会社一覧

極東リース株式会社

住所/〒700-0941 岡山市北区青江2-8-45
TEL/086-224-5161(代)
FAX/086-224-4146

各種リース(建設機械、中古車両販売、農林関連機器)

Webサイトへ

極東リース株式会社 DAIイベント事業部

住所/〒703-8282 岡山市中区平井1109-7
TEL/086-274-2211(代)
FAX/086-274-3080

イベント企画・制作・運営、用品レンタル

Webサイトへ

極東リース株式会社 備品センター事業部

住所/〒700-0944 岡山市南区泉田2-6-12
TEL/086-264-2131(代)
FAX/086-264-2733

事務所備品レンタル

ナカ重量株式会社

住所/〒703-8264 岡山市中区倉富322-2
TEL/086-276-6900(代)
FAX/086-276-6929

重量物や機械等の搬入・搬出・据付・輸送、クレーンリース、カメラ調査

Webサイトへ

ハロー運輸株式会社

住所/〒702-8002 岡山市中区桑野110-2
TEL/086-276-4100(代)
FAX/086-277-4186

一般貨物運送、倉庫業、国際海上コンテナの輸送・積込・荷卸し、ペット火葬 ※ペット火葬は別途HPがあります

Webサイトへ

瀬戸内鋼材リース株式会社

住所/〒704-8161 岡山市東区九蟠553
TEL/086-948-3611(代)
FAX/086-948-3669

仮設工事施工、仮設工事資材リース、倉庫業

瀬戸内鋼材リース株式会社 足場事業部

仮設足場レンタル及び請負工事

ナカ特殊機工株式会社

住所/〒704-8164 岡山市東区光津550-3
TEL/086-948-5500(代)
FAX/086-948-4500

橋梁運搬架設工事、一般貨物運送、重量物輸送・設置、トラック・クレーンリース

トータル物流株式会社

住所:〒703-8264 岡山市中区倉富374-11
TEL:086-277-5611(代)
FAX:086-276-5552

重量物輸送、クレーンリース、据付工事、倉庫管理

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青江車輛株式会社

住所/〒704-8163 岡山市東区升田379-6
TEL/086-948-4777(代)
FAX/086-948-4778

自動車分解整備業、特定自主検査業者、各種トラック・クレーン販売修理、ロードローラー修理

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ナカウンファーム株式会社

住所/〒703-8580 岡山市中区倉富340-18
TEL/086-274-1331
FAX/086-276-5567

農産物の生産・販売

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ツーライト株式会社

住所/〒703-8580 岡山市中区倉富340-18
TEL/086-200-1777(代)

損害保険全般取扱

協同組合ナカグループ

住所/〒703-8580 岡山市中区倉富340-18
TEL/086-277-4177(代)

貸土地、グループ社員研修、機器共同購入

岡山県認定ナカウン職業訓練校

住所/〒703-8580 岡山市中区倉富340-18
TEL/086-277-4177(代)

クレーンの免許取得